
懲りずに対決、二回戦。
会場に1/32ハセガワのP-51Dを置いていると、おおっ、全く同じキットを作ってる人がいるではないか。
さっそく隣に置いて臨戦態勢(左が私のムスタング)。
しかし、この古いキットを作った酔狂なモデラーは一体誰だ。
作者は今回HICに入会した斎藤さんで、アクロチームで空撮をしていたこともあるカメラ好き飛行機好きな人。プラモはまだ日が浅いみたいだけど懐かしくて手に取ったんだろうな。だがまさか私とバッティングするとは思いもよらなかっただろう(ふふふ
誰かがこれを見ながら
「かつをぶしみたいに硬いプラだったでしょ」
と言うから
「ううン・・・貴方の体の真ん中についてるモノと同じくらい硬かったわよ」と言おうかと思ったけど、やめといた。何となく、そういう雰囲気ではなかったので。


あべさんから頂いたタイヤは、ナイフで溝をけがいた。 ドラゴンよりタイヤが太い。

キット提供・ひげオヤジさん、タイヤはあべさん、キャノピーはある人から(しかも磨いたもの)、デカールは部品請求+ハセガワの後方支援、っていう、むちゃくちゃ贅沢なモデリング。こんなこと二度とないかも。
やっぱ私のムスタングは最高だぁ~!! 文句あるやつはここに来い!!・・・って感じだと思いませんか(自分でそう思ってるだけか。でも40年前のキットと思えない素晴らしいキットだと思う)
とにかく上手とか下手とかそういう話じゃなくて、自分の作ったものは最高だってこと。
何にもかえがたい、濃密な時間をこのキットと共有したという、その事実が大切なのだと思う。
ハセガワ(に限らないけど)の古いキットは今後もまだまだ作りたいと思っている。楽しみです。

そこへ、なんと長崎プラモクレージーからさらに一機ムスタングがやってきた!!
タミヤのP-51D~!! ひゃー。完璧な美しさ。
思いがけず32のムスタングが三機並ぶという異常事態に飛行機モデラー騒然(嘘。

スジ彫りがどうなってるのか興味があった。
ドーサルフィンはとても薄い。それが正しいのだろうか、たぶん正しいのだろう。そして左側にオフセットされている(オフセットされていない機体もあるらしい)

こういうの見ると、やっぱり作ってみたくなったりもする。
でもね、負け惜しみじゃないけど、ドラゴンやタミヤと比較しても全体のテイストはハセガワのが好き。

写真が下手でごめんなさい。クルマを上手く撮影するの難しい。

で、こちらも格好いいムスタング。
日田HICのヤナピー(フィールドキッチンのシェフ)作品。タミヤ1/48 P-51D。
このギラギラした金属感はクレオスの「磨く」アルミニウム色。
う~ん、やられた、すげぇ~かっちょええ~!! という感じ。
単なる味付けだけでなく、その先の舌触りや後味まで考えているって感じ・・・さすがシェフ。細部まで気持ちの行き届いた塗装で精密感出てますね。 私ももっともっと塗装頑張らねば。

絵画のような、というと月並みだけれど、絵を表現するような塗装でしょうか。
それもまた個性ってことなんだけど、自分ができない(思いつかない)ことを他人がやってると、やたらと悔しい。
雑誌やネットもいいんだけれど、展示会で目にするインパクトは計り知れません。
それぞれの想いを胸に・・・「今度はもっと違う作品を作ってみせるぜ!!」

どこで撮ったかわかんねー写真ですが(汗、この衝立の後ろが休憩所で椅子とテーブルがあり、私のいれたコーヒーを置いてました。
今年はお客様と立って話してる時間が長く、ほとんど座るヒマがありませんでした。それくらい、二日間入れ代わり立ち代わり、多彩なゲストがここを訪れました。思い出すと、夢みたい。
ところで私の写ってる写真をお持ちの方は、よかったら送っていただけますか? よろしくお願いします。kilala397@hotmail.com まで。