
吉野山梢の花を見し日より 心は身にもそはずなりにき (西行法師)
と・・・まぁ、毎年同じ歌を引用してる気がします、ベタですみません。
それにしても、心が体から離れていってしまう(添はず)って、素直にただそれだけを歌っているのがいい。
目の前五センチにピントを合わせるようなことばかりしていると、たまには空を見あげるのもいいと思う。
季節は再び廻ってきましたね。実に、心憎いタイミングで一年は巡ってくる。
というよりも、その地球のリズムに合わせて私たちが進化してきただけなのかもしれないけど。
毎年この季節になると、そろそろかな・・・と期待していたところに、やはり届きました。
(嘴頼さん撮影/浜松の河津桜)

今年もまた、拙ブログを見ている方々からの写真で花見ができればと思います。
よかったら、写真を送ってください。今年は、お一人様一回あたり二枚にしてもらえますか? 撮影場所を(簡単に)書いて、コメントを添えてもらえるとうれしいです。折をみて、ご紹介したいと思います。
(同じく河津桜)

こちらは、梅です。1月の終わりに、初めて咲いた一輪を捉えたそうです。
まあ桜も梅も似たようなものですし(違うかな どれも綺麗ですから。多分、バラ科っていうんですよね?
ほかの蕾はまだまだ堅そうにみえますが、なぜこの蕾は咲いたのか。
不思議といえば不思議。カメラを抱えて「今か今か」と待っているモデラーの心を察してくれたのかもしれない。
(Tさん撮影/静岡の梅)