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Channel: つれづれプラモ製作記
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阿八と媒波(1/48キティホークAH-1Z“ヴァイパー”製作記)

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 おゆきと媒波(AH-1Z)がいつのまにか肩を寄せ合うようにして住んでいる長屋に、長谷川様のもとから阿八(AH-64E)が帰ってきたのは、年も明けてしばらくたった頃・・・みぞれ混じりの雨の降る寒い夜のことであった。

 媒波「(茶碗酒を飲みながら)この電子瓦版を見てみな(ちょっと古いが拾ってきた)
 阿八「・・・・・」
 媒波「この男が書いてることが本当だとすりゃあ、お上はもうおめぇを見放したようだな」
 阿八「・・・・・」
 媒波「ふん。おめぇはもうお終いなんだよ!!」
 阿八「何言ってやがる、図体だけデカくなりやがって、口の減らねぇ腰抜けが!!」
 楳波「うるせぇ!! 限定版のくせして!!」
 阿八「何だとぉ~長谷川様のことを悪く言う奴だけは許せねぇ!! 凹モールドのオカマ野郎!!」

 おゆき「ちょっと待ったぁお前さんたち!! 喧嘩は外でしておくれよ、長屋で地獄火炎(ヘルファイア)を振り回すんじゃないよ、これで大家さんに追い出されちゃあたしも行くとこがなくなっちまう」

 (「阿八と媒波」偽平犯科帳より)

 
 というような話を書こうと思ってたんですが、冗談ではなくてAH-64Dはいつのまにか陸自は13機調達でストップ、まったくもう防衛省はちゃんと考えてから兵器を導入してくださいよ・・・と私が頭を抱えても仕方ないですが。頭上をときどきアパッチが飛んでくれるのはうれしいけど、一体アパッチの任務ってなんなんだろうと、以前から思ってましたよ。
 素人ながら、なぜこれが日本に必要なのか、UH-1やAH-1Sの後継機はどうなるのだろう、そんなことを心配してました。

 UH-1の後継は結局ベル412でしたっけ? 兵器は価格に見合った意味のあるものじゃないとね。難しいことはわかんないけどさ。
 防衛省がどういう兵器を導入するかで日本のメーカーがキット化する模型も決まってくるでしょうから、モデラーにとっても大問題。しっかりしてくださいよ防衛省。

 昨日は久々に仕事のない土曜日だったので本屋で「古書店主」(マーク・プライヤー/ハヤガワ文庫)買ってきて読みふけっていた。

 パリを舞台に、古書を絡めたミステリーなので、本好きにはうれしいけど、話としては掴みの面白さに比べて後半がちょい残念でした。
 もうちょいハードボイルドぽいといいのかなぁ。翻訳もイマイチな部分があったりして。もうちょいどんでん返しがあってもいいかなあ・・・などという部分もありますが、私の嫌いな残酷な場面がないのはいいし、作者の処女作らしいしまぁ合格。全体的には楽しんだよ。

 革装丁の本なんてのが出てくるけど、私はそんなの実際に見たことがない。フランス人は世界でいちばん豪華本を愛する人種と聞いたことがある。格好いいね。

 豪華本には遠く及ばないけど最近気に入ってる「平家物語を読む」(青土社/中村稔著)

 菊地信義さんの装丁なんだよ。
 などと言うとツウのように聞こえるけど実は装丁家って菊地信義さんくらいしか知らないんですけどね(汗、きれいな本だなあと思って買って帰って見てうれしい驚き。

 こちらの内容も面白い(「平家物語」などの解釈)けど、興味のある人は少ないだろうし・・・でも軍記物語だからね、三国志とかの好きな人には面白いはず。戦国時代の話も面白いとは思うけど、武士が誕生して間もない時代というのも面白いんですよ。

 このクルマは、確かタミヤの1/48の何ていうんだっけ(忘れてる・汗 確かフランスのクルマではなかったか、フランスつながり。
 ちょっとお洒落でしょ。錘を入れて少し重みを出すといいかもしれない。
 またこういったキットがあったら作ってみたい。飛行機のそばに置くのに最適だし、こうやって机の上に置いても楽しい。


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