つれづれコンペ夏「艦載機」の作品をご紹介。■エントリーno.3 トリトリさん(40代)
キット:フジミ1/72 A-6Aイントルーダー
得意技:嘘吐き
ジャンル:スケール・キャラ物問わない雑食ですが今は「痛機」がメイン
コメント:夏と言えば艦載機！夏の艦載機は「ベトナム航空戦」と言う理由でフジミのA-6A「イントルーダー」を作りました。
インストの塗装指示を眺めて色々悩みしたがやはりベトナムに初参戦した黄色い尾翼のVA-85「ブラックファルコンズ」仕様で作りました。
このキットが発売されたのは高校生の頃で２５年経ちますでしょうか。
この頃のフジミの飛行機の新作は皆素晴らしいキットで一番ピークを迎えていたと思います。
完成したこの作品を眺めながらチョットは自分のイメージの「ベトナム物」の塗装（汚れ塗装）が表現できるようになってきたかなと実感しております。
以下青い文字はきららコメント:やっぱネイビーですよ。それも、この時代の塗装。
見ていると画面に潮風が吹いてくるような気がします。風鈴みたいなものか。
イントルーダーと言えば映画「フライト・オブ・ジ・イントルーダー」。もっさりした体型のように見えるけど、「イエ～イ!!」って感じでガンガン飛びまくってました。
「戦闘機乗りは腕で生き残れるけど、爆撃機乗りが生き残るのは運なのさ」
みたいな格好いい台詞がありませんでしたっけ。
映画そのものはさほど大したものでもなかった気がしますが、イントルーダーとウィレム・デフォーの取り合わせで大満足。
私が中学生のときベトナム戦争は終結しましたから、多分トリトリさんはリアルタイムではベトナム戦争の記憶はないと思います。そういう人も虜にする魅力があるんですね。ハイビジ、爆弾満載、などなど、ベトナムものは魅力的だけど、そのぶんデカールは目立つので失敗が許されないし(わざとのように機体表面の凸凹に沿って貼るようなのが多い)、搭載物が多いということは整形も面倒くさい・・・。
今回のコンペは時間も短いし72の方が多いけど、飛行機を72でなんとか他人に見せられるモノを作れるということは、ある一定のレベルに達してるってことじゃないかと最近思います(自分の経験から)
小さいほうが簡単とは単純に言えないところが模型の面白さなのかもしれない。
忙しい中での製作お疲れ様でした。
さてお次も古き良きネイビー■エントリーno.4 さるおうさん(40代)
キット:ハセガワ1/72 A-4E/Fスカイホーク
ジャンル:飛行機、フィギュア（エロくないやつ）、艦船など
得意技:他人が作らないようなものを作ること
どこの模型店でも売っているのに、ほとんど見向きもされず、偏屈なヒコーキモデラーからは機首が長すぎとかパネルラインが凸とか、悪口ばかり言われる可哀想なハセガワのスカイホーク・・・
そんなキットも愛情をかけて仕上げれば、そんなに悪くないんだぜ！ということで、極力キットを活かす方向で作成しました。
パネルラインを彫り直して、ボーテックスジェネレーター等を薄く削り、武装をハセガワのエアクラフトウェポンシリーズから持ってきています。
塗装は、水性アクリルの筆塗りです。
以下青い文字はきららコメント:博多港でのロケ敢行!!だそうです。やっぱ外で撮影するといい色ですね～。暑い中お疲れ様です。
クルーの人形はフジミ?でしたっけ。
キットを活かす方向って、パネルライン彫りなおしてるやん!! どこ活かしてるって!? スカイホークに失礼でしょうが!! ほんとにもう飛行機モデラーってば弄り過ぎちゃうんだから(汗
水性アクリルの筆塗りっていうけど、へええ～うまく塗装できるもんなんだねえ、と思ってしまいます。
尾翼のカラフルな色の塗り分けも塗装のほうが楽でしょう(ていうかこのデカールどうやって貼れっちゅーの)
実機の表面の微妙にべこついた感じが、筆塗りのほうがそれに近い表現できる気がします。
素晴らしい写真なんだけど、ツッコミどころもちゃんと用意されてるってのがうれしいなぁ・・・土台の端っこが写ってるので、こりゃどうしようかなと思いました。でも敢えてそのまま掲載しました。しかし惜しい。
ただし空母甲板は丸いワッカみたいのもついてるし、ちゃんと緊縛されてるし・・・いや緊縛じゃなくて何ていうんだ引っかかってる鎖みたいのが表現されてるし、本格的。
私も去年このキット作ったけど、古いキットは自分らしい製作スタイルを楽しめる気がする。スリ合わせの練習にもなるしね。
今回はたまたまベトナム戦争コンビの作品になりました。
夏らしい情景をありがとうございます。トンキン湾から熱い風が吹いてきたぜ!!
*****お知らせ****
つれづれコンペ夏「(お題)艦載機」は、今月末8/31が締切です。
手元に出来上がった艦載機作品のある方は(この6～8月の間に完成した作品に限る)、お名前、年代、普段作ってる模型のジャンル、得意技、作品のコメントを書いて、写真は三枚まで(前から、横から、あと一枚は自由)、ぜひ私に送ってください(kilala397@hotmail.comまで)
ただし応募資格は、拙ブログの読者に限ります。変なコメントつけますが、それは我慢してください。ふふふ。
不肖・きららが最後に一等賞を決めさせてもらいます。
ということで、さあ、恥ずかしいモノの写真を撮って送信するんだよ!! あと半月だ!!