
しかし現実はそう簡単にはいかないのだった。
でないと話が面白くないよね←負け惜しみ
カウリングを閉めようとしたら、閉まらない。
ここは、エンジンを見せるために、生意気に脱着式にするつもりでいた。
とにかく、このキットを忠実に作りたいという気持ちもあった。
しかしその野望は、あっというまに打ち砕かれたのだった・・・

たぶん、この枠みたいのが干渉してるに違いないと、ガリガリ削ってみたり、カウリング裏を削ってみたり、一晩格闘してみたけど、全然ダメ。
仕方ない、残念だけどもう脱着式はあきらめて、カウリングは接着してしまおう。というわけで、枠は切り捨てて・・・しかしそれでも合わないやん!!
一体どうなってるの。パーツが歪んでる? それとも胴体の組み方が歪んでるの?
きらら「もうヤダ。疲れた。P-51Dの馬鹿っ!! あんたなんか嫌いっ!! 大きいだけのデクノボウやん。接着剤と塗料の無駄!!」
P-51D「うるせぇんだよコノヤロ、せっかく押入れから出してもらったと思ったら金属ヤスリでガリガリ削りやがって、お前が下手くそなんだろうが(以下略)」
なんか、上手くいかない工作をしてるときの気分ってのは、プラモとケンカしてる気分になる。なりませんか? 私だけか?

デカールは死んでも、しぶとくプラは生き続け、モデラーに囁き続けるんだね・・・「作ってくれよ」って。
四十年も長持ちするなんて、考えたらメーカーにとっては商売あがったりだよね。10年くらいで崩壊してしまえば、みんな買い直さなくちゃならなくなるから、需要ができるのにねぇ。
さて。ほかに作りたいものが山ほどあるし、早い所作ってしまおう。
プラ板などを使ったりしてどうにか接着したけど、まだ段差があるなぁ。
このへんは一番目立つ大事なところなのに・・・
あ、そうだ、大事なところだから、これからは優しくこすってあげることにしよう。