
先日、今作ってるP-51Dの主翼に「謎の分割がある」と書きましたが、もっと小さいスケールになると、こんなふうにフラップなどは片方の主翼パーツにくっついているよね。主翼の上下を合わせなくていいので、楽。でもこの薄いパーツですら少しヒケている感じ。
ましてや、ムスタングみたいに32ともなると、とても分厚いパーツになります。ヒケないように薄いパーツにするのは難しいので、あのような分割になるそうです。
苦肉の策というわけでしょう。
当時は凸モールドだったので上下を合わせてから削るとモールドが消えてしまって再生できないということもあったと聞きました(でも裏側から削ればいいような気もしますが・汗)
以上の件は、某モデラーに確認しました。
今では主翼フラップ部分は上下で分割されていて貼りあわせるようになっていて、薄くしようと思うと結構難しかったりしますが・・・技術がある人じゃないと・・・まぁやってるうちに上手くなるか・・・・。
一見すると変な分割も、色々理由があるんだなあ。勉強になりました。
知りもせずに「変な分割」だのと書いたのはお恥ずかしい。すみません。ちゃんと調べて書かなくちゃいけない、と改めて反省した。
ここ数日、例のモデルアートの記事をはじめ、「キットの批判」になぜ私は嫌悪感を感じるのだろう、ということをずっと考えていたんだけど、それは結局「他人の仕事にケチをつける」ことになるからじゃないかと思う。
プラモデルに限らないけど、モノには必ずそれを作った人がいて、その製品がそういうカタチになったのは、何かしら理由がある。
それを批判することが私は簡単にできない。
なぜそうなったのか、なぜそういうカタチに落ち着いたのか、理由があるはずだし、それを調べて書くのがものを書く人の責任だと思う・・・あんまりそこをつきつめて行くと苦しくなるけど。
で、ネット上では、そんな責任とか感じないで書いている人がほとんどでしょう。
私もそうだった。タダで自分勝手にものが書けるからラッキー、という程度の気持ちだった。
でもそんなことでいいのだろうか。
今後は、できる範囲内で確認したり人に聞いたりしていきたいと思います。だけど、こんなふうに間違いながら匍匐前進していくことはどうぞ大目に見てください(虫がいいけど)。

マスキングしては塗装・・・の繰り返し。
で、やってるうちにあっちが汚れ、それをタッチアップして吹いてると次はこっちに飛沫が飛び、それをマスキングしようとすると指についてたシンナーがついて・・・・汗。
銀色の飛行機をピカピカひとつのシミもなく作ってる人がいるけど、いったいどういう魔法を使ってるのか。