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Channel: つれづれプラモ製作記
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繊細なのはいいんだけど(ハセガワ1/72 P-40N製作記)

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 美しいスジ彫り。心が洗われるようです。

 なーんてわかったようなことをつぶやきながらペーパーをかけていたら、浅く繊細なスジ彫りは、容赦なく消滅して行く。

 ま、待ってくれぇ〜!! 消えないでくれぇ〜!!
 慌ててマスキングテープで大事なスジ彫りを保護してやりました←基本的な工作だけど

 ハセガワの72は零戦52型や32型も作ったけれど、若干テイストが違う気がする。こっちのほうがより繊細で・・・。羽布のところなんて実にいいと思う。ま、他人はどう思うかわかんないけど、私はこれがいい。


 そして、いよいよ胴体を合わせる。緊張の一瞬。すると・・・これが・・・なんと・・・・

 ものすごく合いがいい!! ピッタリです。
 セオリー通り、多少接着剤がはみ出るくらいに塗って、ぎゅっと押し付けると、もうあとは軽くペーパーかけるだけ。
 私は接着剤が足りなくて、結局修正した部分もあるけど、上手な人ならとても簡単だと思う。

 スジ彫り復活には、ハセガワのスジ彫り用カッターを使ってるけど、なぜこれを使ってるかと言うとハセガワ製品だから、ハセガワのキットのスジ彫りにちょうどいい太さかと思って。
 いつもそう言うとモデラー共は「そんなことないでしょう」と一笑に付すけど、なんでかなあ。ほんと頭にくる。
 今度のホビーショーではハセガワの人に聞いてこよう。

 資料は「世界の傑作機」のみ。今回はこれだけ。
 おっ、銀色のやつがある。格好いいな、これにしよう。

 「飛行機をとにかくなんでも銀色に塗装する会」を作りたいくらい銀色のが好き。
 単なる素人かなあ。でも格好いいと思う。

 解説文を読んでいると・・・なんか妙に毒舌だなあと思って、著者の名前をふと見ると、げげっ、例の牧英雄氏やん!!

 平成五年の本だから、その頃ご健在だったのですね。合掌。
 P-40は「1941」にも出ていたと、この本の“あとがき”に書いてある。スピルバーグ監督の「1941」は実は大学に入った年(1980年)観に行ったけれども、パロディ映画というやつらしく、(それまで映画を観たことのない)私にはさっぱり意味がわからなかった。もちろんP-40のことなんかまったく覚えていない。
 なんでもそうだけれど、最初に触れるものは大事で、私の場合どうもいまひとつ運がよくなかった。

 その後すぐ、友人に連れられて観に行った、スティーブ・マックイーンの「ハンター」が良かった。
 ガンで亡くなる直前に撮った作品だと思うけど、渋い魅力満載でした。
  

 

  
 

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