
今年の参加クラブは何と225、私が初めて参加した2007年は140クラブくらいでしたから、その増え方のすごさがおわかりいただけるかと思います。
宿の前からいつものようにタクシーに乗ると、
「お客さん、どんなプラモデル作るの?」
いつもの質問。
「飛行機作ります」と答えると、私より一回りほど年上と思しき運転手さん、
「飛行機なら、ハセガワさんだね」
さすが静岡のタクシー。こうでなくっちゃ。気分は一気にあがります。
「明日は仕事が休みなんで、私も行って見ようかなと思ってまして」
「それは、ぜひ見に来てください!!」
さあ、祭りの始まりだ。

前日深夜に搬入されたとのこと(もちろんトレーラーで)。残念ながらあんまり興味がないので写真撮ってないんですよ。ごめんねー。
なぜかみなさん少し「引いて」写真撮ってるのがおかしかった。
もっと「かぶりつき」で撮ればいいのに。あ、全体が入らないからかな。
私なんか、もし10式が好きなら自衛隊の人に怒られてもいいから鎖を乗り越えて撮影するよ。一期一会だもん。
砲身の先っちょに触ってみたかったけど、周りに写真撮ってくれそうな知り合いが見当たらなかったのでやりませんでした。

今回はなるべく自分のブースに座っていて、会場は二日目の朝1時間で駆け足で撮っただけ。参加者は225クラブの作品を全部見るってことは、もう物理的に不可能。
一日目の終了時間・午後五時から三時間くらい、参加者だけで見る時間を作るとかどうだろう。あの会場を三時間借りるのっていくらかかるんだろうな。それを225クラブで割ったらいくらになるのかな。そんなことを考えた。
せっかくの力作を見ることができないって、何となく本末転倒な気がするんだよね。
まあそんなグチはおいといて、VF-1RIDERSのブース。
去年、ここのKOMATU氏とお知り合いになり、私のフィン空仕様バルキリーも見ていただいた。
こんな出会いが静岡の醍醐味。
普段バルキリーの好きなお友達に飢えている私は、この日をどれだけ楽しみにしていたか。

去年私もマクロスゼロを作ったけど、これはデルタ翼なんだなあ。
イギリス軍という設定らしくインベイジョンストライプスが入っていてお洒落なのだ。
こちらのブログ「しももだ道」で製作過程なんかも見てたのでとても楽しみだった。
KOMATUさんは、難しい工作も楽しく書いていてすごい。
もちろんご本人もブースにいて、色々と説明してもらって楽しかった。

VF-19F SVF-155 柿崎さん作品。1/72ハセガワです。
色んなカラーリングがあって、それらは設定本(たしかマスターファイルって本だよね、私も一冊持ってるけどカッチョエエ)に掲載されているそうです。
なお、今回のレポートでは、作品カードにあるお名前は書いていきます。ご本人に敬意を表する気持ちです。
もし書かれては困る方はご連絡くださいませ。すみません。
こちらのブースの作品カードは、綺麗に印刷された立派なネームプレートで格好いい。こういう展示方法などもすごく参考になる。

この作品が一番好きだった(撮影が下手でごめんなさい)。離陸中を再現、塗装はロービジっていうのか地味だけどそこがシブくていいのよ。
不思議なウェポンがいろいろぶら下がっているなぁ・・・ああ興奮しちゃう。
バルキリー、セクシーですよ。早く作りたい。うずうず。
VF-25C SVF-197ハンマーヘッズ 十一夜秋穂さん作品。1/72ハセガワ。
ああー、こんなに一度にバルキリーが見られるなんてほんと幸せ・・・でももうちょっと時間がほしい・・・

ショベルトータス トミー1/72? 岩井稔さん作品。
ご本人が目の前にいたのに、うまくしゃべれなくて(ダメじゃん>私)、きちんと質問できなかった。ああ・・・せっかくの一期一会なのに。
トミーのこれって、確かあのーえーとえーと・・・・なんとかいうやつですよね。
今思い出した。ゾイドってシリーズではなかろーか。
息子が小さいころ、売ってるのを見たことがある。息子は結局これにはハマらず、ガンプラに行っちまったけど。
それにしても、かなりスクラッチしてるような気がする。

ストームソーダー 1/72 トミー 同じく岩井さん作品。
こうゆうの好きなんですよね。ほんっと好きです。お世辞じゃないよ。マジ好き。
ロボット型でもない、なんかもっと違うアイテム。メカの動物というか。でも自分でスクラッチせいと言われると私には無理だし、キットがあればいいのになあ。
たぶんかなり手を入れてるというか、スクラッチに近いことやってると思います。

コクピットの会のブースにあった作品。
モノグラム1/48 ヒューイ UH-1 清水洋一さん作品。
私も持ってるこのキット。UH-1としか書いてないけど、たぶんC型だと思います。
じっくり見せてもらいました。人形はハセガワのかな?
「作り難さはあるものの、最近のキットにない味があります」とコメントに書いてるけど、その作り難さがどれほどのものか・・・こわいよーでも私も作るぞー。

この方の作品、どれも全部好きでした。
たくさん写真撮ったけど、とりあえずこれだけご紹介。
丁寧にひたすら綺麗に作ってられます。どうしたらこんなに綺麗に作れるのかなあ。
まだとてもお若い方で、土曜日の午前中でしたか一人ポツンと留守番(させられて)していたので、ゆっくり話すことができました。
今回私は右隣の浜松松風会のオジサマ方と話すのが忙しく、富士ウイング8の高井さんとはほとんど話していない!! 嗚呼!! なんてこったい。
静岡って本当に忙しすぎて困ります。だってさー、背中合わせになってるクラブが翔バナイカイで・・・もう飛行機責めというか、何を見ていいかわかんないくらい超絶作品が並んでいるんだよ。
もう大変でしたよ。
一度、作品参加はせずに、純粋に取材に来てみたいなぁ。そしてじっくり色んな人と話してみたい。