
「永遠の零」の機体を再現してるらしい(私、映画は見ていない)。
写真撮ってから気が付いた、あ、そういえば、横浜サンダウナーズ・0戦はやとさんの作品だった。フジミ1/48 零戦21型筑波空。
私のブースの回りにはいろいろな飛行機モデルのクラブがひしめいていて、それらを見てるだけで正直二日間過ぎてしまうくらい。
この機体の剥げ方が好きです。48になると、剥げ方も目立ちますね、いろいろなやり方・雰囲気があります。

同じく横浜サンダウナーズの方だと思うんですが、零式練習戦闘機11型 ハセガワ1/48 石橋さん作品。
飛行機には珍しくジオラマにしていることでまず目を引きますが、零戦の上に乗ってるパイロットが女子学生が気になって仕方ない・・・というところがいいですね。女子学生は見学に来て、吹き流しの説明を受けているというシーンです(画面が切れていてすみません)。
まさに「男目線」だよね。女にはなかなか思いつきません(笑
ジオラマってこういうちょっとした遊び心というか、人形の配置ひとつで物語が生まれてきて、見てる人が楽しくなるんですよね。

上が童友社の1/100で、下はバンダイの1/72 YS-11です。
作品については私なんぞが何も解説できることはないのですが、ただ、この展示の仕方もあわせて見てほしいです。
チョロQが置いてあるでしょ? あれに、必ず子供さん(大人も)が立ち止まるんです。
おかげで、5分に一回くらい説明されてました(汗
谷口さんはお孫さんが7人もいて、さすが子供の喜ぶことをよくご存じなんですね。説明の仕方が優しく上手なことにもちょっぴり驚きました。
こういう場所では、接客や営業みたいな能力が発揮されるんです。いかにアピールできるか、いかにお客さんに説明できるか。
いつまでたってもお客さんに自分から話しかけることのできない私は、今回も反省。

ハセガワ1/12 ソッピースキャメル BPMS 山岸さん作品。
BPMSというのは、バイプレーンモデラーズサミットというクラブで、名前のとおり複葉機のクラブです。
複葉機に興味があるかと聞かれると、そんなに胸を張って「あります」とは言えない程度、「でも複葉機は飛行機のご先祖様だし・・・」というくらい。ただ、黎明期の試行錯誤と冒険心に溢れた、飛ぶ機械の話はどれも面白い。
山岸さんはこのキットを二個も作っていた(汗)。
フィン空クラブをやっているときに知り合ったんだけど、複葉機の好きなひとは、本人も複葉機みたいな人が多く面白い(失礼

主翼などは羽布で、機体の前半分は金属なんだろうな。ツヤツヤしてます。のちの飛行機とは違って布とか木とか柳細工(座席)とか使っていて工芸品みたいですよね。

ウォーターマンという人が、1937年9月に飛ばした飛行自動車云々・・・と書いてある。ふたつの部分が合体して実際に飛んだようです。米国人のようです。楽しいカタチをしてますよね。
つねづね、クルマに翼をつけたら飛ぶんじゃないかと思っていたけど、やはり飛べるんだね!!
なぜ飛行機は飛べるんだろう。
浜松松風会の嘴頼さんによると、飛行機の重さは、小鳥の重さと同じなのだという(大きさに対する重さの割合)。
小鳥は飛べるから、飛行機も飛べる。でも小鳥のほうがすぐれている点がひとつだけある、それは滑走しなくていいってことだよ、と嘴頼さんに言われた。その点においては、飛行機は小鳥に勝てない。
ただし、小鳥は背面飛行ができないのだ、とも嘴頼さんは言っていた。
その必要がないからかもしれないけど・・・・
この橋本さんをはじめ、嘴頼さん、ほらぶろわーずのゼベット爺さんなど飛行機モデルの世界には生き字引のような人がたくさんいる。
そういう人に話を聞いて聞き書きをして残しておいたほうがいいのかなと最近思う。でも大変な仕事になりそうだな。

同じくレディバードの富永さん作品。ニチモ+ハセガワ 1/48 一式戦隼 飛行第64戦隊 加藤少佐乗機。
胴体と主翼(動翼以外)がニチモのキットで、それ以外はハセガワを移植してるようです。
話は聞いていませんが、全体の形はニチモのがいいんだけどね・・・ということなのでしょうか。
主翼の前端は剥げさせていたりして、そういうところも参考になります。

銀河の尾輪!! 泣けるぜ!!
敗戦後の日本で、負けずに頑張った人達って偉いなあと心から思います。
国は負けてもココロは負けてない。

私も以前、144のキットを幾つか作ったこともあるけれど、自分的には物足りなくてやめてしまった。
もちろん144でもこんなふうに張り線したり!!手を入れる人にとっては十分遊べるものなのでしょう。他人の作ったものを見るのは好き。
あ、この写真じゃあ大きさがわからないですね。えーと全長5センチくらいかな。

改めて、こんな視線で見てみるとこんなカタチの翼なのか〜綺麗だな〜なんて思う。
銀色にヘアラインを描きこんでいる。今度銀色の飛行機を作るときにはどんなふうに塗装しようかと思いながら、こういった作品を拝見する。
飛行機をピンク色に塗る!?
冗談じゃねぇよ。やっぱり銀色だ。

私は全く見ていないし話も聞いていないのですみません。
こういう企画もあったということで、一応ご報告。
話を聞いた人はいかがだったでしょうか?

こちらも、私は全く見ていません。これで静岡ホビーショーは8回目だけど、一度も富士山を見たことがない。
自分では全然気にしてませんが、他人にはよく聞かれるので嫌になる。「静岡行ったって? 富士山は見た?」
それにしても、やはり大きいね。普通の山の二倍くらいあるよね。富士山のプラモってないのでしょうか。初代新幹線とセットだといいなー。

展示会レポートは書くのも楽しいし、アクセスも多いのでうれしいけれど、記憶がどんどん薄れていくので時間との勝負。本当のこと言うと5日目くらいまでに書くのがベストなんだよね。
なるべくほかの情報を遮断(テレビを見ない、本を読まない)するようにしている。
ハセガワエプロン着用中。私の背丈に合わせて裾を上げています。だけど地味すぎてハセガワエプロンって誰も気が付かなかったんじゃないだろうか。もうちょっとわかりやすければなあ・・・まあそういうもどかしさが、ハセガワなのだろうか。だからパロディの餌食にされるのだ。いじられキャラ?
本当はもっと美女なんですよ、静岡では三晩ともなかなか眠れず睡眠不足でした。特に金曜の朝起きたときはあせった。この顔で業者日に行くの!?って。思い出しても汗が出る。
次回は「なんちゃってJMC」の全貌をお送りします。
(「なんちゃってJMCブース」にて 未完成チームのGENさん撮影)