
さあAFVの会まであと一週間。人形を綺麗に整形もせず、テキトーに貼りあわせてパーティングラインもテキトーに消してどんどん塗装する。
下地はアクリル塗料の白、あとはもう顔も服もなにもかもエナメル塗料。普通はきちんと顔を油絵具で塗装してから・・・・と、やるんでしょうが、何もかもいっぺんにやっちゃう。筆はハセガワの熊野筆の面相筆と極細面相筆。
肌の色って難しい。いつも死人みたいな顔色になるので、今回は素直にAFVモデラーに教わった通り、少し赤すぎるかな?っていうくらいにしてみた。
イラクで日焼けしたんだろうね。

陸自の迷彩はグリーン系、ベージュ系、茶色の三色迷彩のように見える(しかし実はグリーンが二色あるような気もする)。
どれから塗装すればいいのか!? ああっ時間がない、スキルもない、知識もない。
知らんわ、もうこんな迷彩・・・ええい、グリーンが先だ(結局ベージュいちばんのほうが良かった気がする)
グリーンが乾いた頃にベージュを乗せていく。ついつい、水玉模様みたいに可愛くなってしまう。
ちょうどU-125の事故でテレビに捜索隊の陸自隊員が写っていると「あっ、この迷彩だ」と目が釘付けになる。不謹慎で申し訳ない。
それにしても、ああいう事故が起きたとき、U-125の整備をしていた人がとういうふうに感じているかと思うと(仮に整備が全く問題なかったとしても)想像しただけで胸が痛い。でも迷彩の模様や救出するロクマル(UH-60J)にどうしても目が行ってしまう。不謹慎な趣味です。

最後に茶色。三人分塗装すると頭が変になってきそう。
細かいんだもん・・・AFVモデラーのむくつけきオッサン達もこんなの塗装してるのね。一瞬、尊敬した。
あと装備品を塗り分けてスミ入れしたら、それらしくなってくれるだろう(希望的観測)。
人形ってほんと小さな面積塗装してるわけだけど、なんか人間ってメカとは違う人間くささがあって(当たり前ですが)、どんどんこの三人の世界に没入していく。
楽しいけれど、なんだかちっちゃな世界に入って行きそうで、少し恐い。

車体にタイヤ付けてみる。シブイっしょー。
あとこれに、機銃とアンテナがつくんだよ。
タイヤをエナメルなどでスミ入れすると割れるのでは、というアドバイスを頂いた。でももうやってしまったのでどうしようもない。もし割れたら部品請求します。幸い380円だし。
ところで、例の負傷した左手の人差し指ですが、二日間もたたぬうちに跡かたもなく綺麗に塞がっていた(あたしゃターミネーターか!?) ハセガワのツールがとても鋭利なので塞がるのも速かったんでしょう。おかげさまで。