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Channel: つれづれプラモ製作記
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裏を撮る(2016熊本トムキャッツ展示会レポートその3)

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 先週末に熊本市で開催された熊本トムキャッツ展示会レポートの続き。純粋に飛行機プラモデルオンリーの展示会です。

 sakusakuさん作品。アカデミー、スペシャルホビー、レベルのキットを使用(人形はICM、エアフィックス)、ヒスパノHA-1112
 「空軍大戦略」ジオラマ三部作のその2。

 遠近法ジオラマと言いますか、手前から、48、72、144と順に置いてられます。
 失礼だけれど、48と72だけでも十分雰囲気は出てると思います(写真では48と72しか写っていない)。手前から見ると、なるほどーという感じです。

 「空軍大戦略」とはバックにDVDが写っていますが、いにしえの有名戦争映画です。これを見てスピットファイアを好きになった人は多いと聞く。


 池辺さん作品 ハセガワ1/32 スピットファイアMk.Vb

 熊本地震で脚が折れたので、台に置いているそうです。
 被災したキットを見ると、じーんとしますね。

 ちょうどスポットライトが当たっていて機体の影がテーブルに落ちているのがまた、美しい。

 ミノルバさん作品。フジミ1/700 熊本城 「がんばっとるバイ!熊本」

 申し訳ない、上空を零戦52型が飛んでいたんだけど写ってません(実際今年、慰問飛行があったとのこと)。

 「なんとかバイ」とかいう、いかにも九州弁っていう言葉は、福岡とか熊本とか長崎とか・・・九州のおもに西側でしか使いません。鹿児島はどうなのかな、よくわからん。
 熊本の言葉って好きだな。熊本弁で大きなバイクに乗っててヘリと酒の好きな男だったら、言うことないね。
 


 さて、ここからは今回大挙して熊本に押し寄せた、九州の飛行機モデラーたちの作品(主に声のデカい九州人ですが本州人も少し混じっている)

 飯塚リバーサイドの大谷さん作品。「米国に連れてこられたとですばい!」 造形村1/32震電、その他

 九州弁だと、なんか悲惨さがなくなっていいですね。それにしても震電ってシャークマウスが似合うんだねぇ!! 
 バイクはミニアートのやつじゃないかな、私も持ってる。カッコいいよね。

 九州AFVの会に持って行ったらウケそうなジオラマです。



 大きなファントムの裏側です。焼けた部分も美しい。

 広島乱流会のあっくんパパさんの作品。実は裏側の写真しか撮っていなくて・・・申し訳ない。
 とても綺麗に塗装されてて(工作も上手いんだろうけど)、ひっきりなしに誰かが作品を見ているのでなかなか写真を撮る順番が回ってこなくて・・・アイドルの握手会みたいですな。整理券配ってほしかった。



 回転翼モデリングの盟友、大山さんが土曜日に飛来(翔バナイカイ会員だけど現在、九州在住)。

 去年徳島UAMCで見せてもらったヒューイと再会できて眼福。
 すでに一度ご紹介してるので、今回は部分的な写真だけ。ケチですな、私。でも一期一会というのはそういうことなのだ。

 アカデミーの1/35UH-1Cヒューイです。私も作ったけど、ストレートに組んだだけじゃー、なんかスカスカで大味。やはりこうやって手をいれないとね。ああー、私も次はきっと!!・・・・チャレンジしたいな。

 私のハリアーと、スペードのエースつながりでもある。これはデカールではなくて塗装ですが。
 ヘリコプターのハッチ開けるのってやっぱ似合うねー、ゴツゴツしてて。

 同じく大山さんのレベル1/32ヒューイのエンジン(これから作るとこ)。レベルのキットは今年の静岡でも作ってる人がいたけど、古いキットらしいよね。

 排気口の中も再現されてます。見せてもらいました。
 ううーむ、私も頑張らなくちゃ~



 同じく大山さんのタミヤ1/48 A-1Jスカイレーダー。

 ストレートということですが、スゲーかっちょいい。迷彩塗装にするのも大山さんらしい。
 武装てんこ盛りがいいよね、やっぱベトナムものは凄みがあっていいなぁ~私も作らねば、という思いを新たにするのであった。

 こんなふうに、よその展示会でお知り合いとランデブーするっていう楽しみもある。主催者には本当に感謝。



 横浜サンダウナーズのフェニックスさん作品。トランペッター1/32 F/A-18F 

 ここにもまた、裏側を見せている怪しい男がいた!! 飛行機は裏側で語れ!!と言う人もいるくらい(嘘)、なんせ機体の半分は裏側ですし、武装とか脚とか結構このへんで地道に苦労する。

 しかもこういうロービジの機体って、塗装してると何がなんだかわけわからなくなりそう・・・
 横浜の人なのに、最近、九州人の変なエキスを注入されてる様子。

 同作品。写真小さくてすみません、最近、モデルアートのホーネット特集に掲載されたので皆さん見てるかなと思って。

 機体のメリハリなんかが、個性の出るところですよね。
 実機の汚れた感じ、それをどう塗装するか。

 私もハリアー作ったときほとんど汚しはしなかったんだけど、次回もう少しこういうの真似してやってみたい。
 まぁそういうことなど色々観察・勉強することが多く、展示会ってめちゃくちゃ目と神経が疲れます。



 広島乱流会ののぼさん作品。1/32造形村 ドルニエDo335プファイル

 とにかくみんな裏側を見たがるのはなぜだろう。奥のほうを、狭いところを作り込んであると、ドキドキするのはなぜだろう。
 そして、そんなキットを作った人が、いいタイミングで機体を持ち上げてみんなに見せてくれるのは、なぜだろう。

 解剖学的な面白さでしょうか。ここがこーなってて、あそこがこーなってて・・・それを知って何かトクすることがあるかというと何にもならないんだけど、どうなってるか知りたい・・・。知ってどうすんの、という人にはこの趣味は向かないね。

 キット全景はこちら。尻餅つかないために、脚を固定されています。

 前から後ろからプロペラ回して、いや~んなことになってますね。
 イギリス・・・いや米軍か、この飛行機を見た人がビックリしたらしい、という話をI崎会長がしてました。

 そりゃあもう~びっくりしただろうなあ。

 同じく、のぼさんのハセガワ たまごひこーき シーハリアー

 ハセガワのハリアーの改造です。インテークはタミヤのハリアーって言ってました。機首をとがらせたのかな? 

 たまごひこーきの改造って、すごくセンスが問われるところだよね。面白いです。


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