
まず先陣を切るのは
■エントリーno.1 ガミラスさん(50代)
キット:RSモデル 1/72 Avro c.30A
ジャンル:「艦船と昭和のプラモ」
得意技はありません。
コメント:冬コンですので、寒い国の機体がよろしいかと思いまして北欧のスウェーデン機としました。
銀塗装用の塗料は定番であるMrカラー8番”銀”の力を信じて、只ひたすら信じて、それのみを使用しております。

いきなりシェルパのオートジャイロが来ましたよ。
ヘリコプターの歴史に名前を残すオートジャイロ、私も「機械仕掛けの神」を読んで知りました。
スペイン生まれのシェルバのオートジャイロは1928年にイギリス海峡を横断しています(この機体ではないかも)。
ガミラスさんの作品は特撮なので、ちょっと細部がわかりにくいですが、格好いいから良しとします。
そもそもオートジャイロのことを知ってる人がどれくらいいるだろう。
それより、知らない人に興味を持ってもらうほうが大事だよね。
興味を感じた人はどこかの模型屋の隅っこで忘れ去られているRSモデルやアズールの箱を探してみてください。
日本にはカ号観測機なんかもあるよね。ヘリコプターは固定翼以上に大変な難産の末生まれた。
その試行錯誤の途中で生まれたのがオートジャイロ。それを作り出した人間の智慧って素晴らしいと思う。

薄いジュラルミンだか何だかそういう素材で作った何か、それを貼り合わせて飛行機はできている、木製のもあるけれど、やっぱり銀色がいい。軽くてヘナヘナの薄い板が空をふわりと飛ぶからいいのだと思う。
そして誰よりも早く、誰よりも高く飛びたいと思った、その気持ちがガミラスさんに先陣を切らせる原動力ともなってるのでしょうか!?
スウェーデンってとこがまた何気にオシャレ。北欧って女子に人気なんですよ。これはちょっと女子力高い作品かも(意味不明

キット名: モノグラム1/48 B-25H
得意技: 古~いキットを作る事(在庫処分とも言う)
普段作っているジャンル: 航空機(ヘリ含む)・普段は現用機、時々大戦機
コメント: 約35年前のキットです。スジボリ・リベットを施し、フラップをダウン状態
に改造しました。機首の弾丸ケース・給弾ベルト等自作、主脚等に手を加えました。
お決まりですが数種の銀で塗り分けて、銀の輝きを残しつつ汚し塗装を行いました。
Kits World のデカールを使用しています。

コモリさんの作品は静岡で初めて拝見しました。古いレベルのOH-6やヒューイなどを作ってられまして、すごく好きな作風でした。
あれだけたくさんの作品が並んでる中でも自分の好きな作品って間違いなく目に入ってくるんですよね。
35年前といえば私、二十歳でした。
そんなオバチャンのスジ彫りを彫り直しリベットを打ち、一体どうやったか知りませんがフラップを下げ、機首の給弾ベルトなどを作り、すっかりいい気にさせて最後に全身くまなくウェザリングを施し・・・。
まだまだいける・・・どころか、なかなかイイ女でしょうが!!
そんな機体のノーズアートは、ワンちゃんが日章旗にガブリと噛みついてますよ。太平洋戦線の機体だったんでしょうね。
え? なんか違うとこに噛みつきそうで怖い!? ホホホ。噛みついたりしないから安心してちょうだい。
美女のノーズアートではなくて、こういうのを選ぶのも、なかなかシブいセンスですね。

銀色塗装に汚しは難しい気がします。だってやっとピカピカに塗装したうえから汚すなんて。
そのへんの手加減は個性が出るから、拝見してて楽しい部分です。
しかしこんなとこがこんなふうに開くんですねぇ!! 知らなかった。
軍用機ってのはしかし、ほんと血も涙もない、すごいメカニズム。
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さて、今回ものっけからすごい作品が送られてきて、うれしいです。
製作お疲れ様でした。
今のところ、わりと暖かい日が多く、今年は塗装日和じゃないでしょうか。
まだためらってる方は、ぜひブラシ全開~!!でやってみてください。
レギュレーションは、1.この冬(去年の12月から今年の2月まで)に完成した作品であること 2.拙ブログの読者であること
これだけです。テーマは「銀色の飛行機」
写真を三枚とって(前から後ろからあとは自由に)、お名前、年代、キットの名前(もしくは作品タイトル)、普段作ってるジャンル、得意技、作品のコメントなどを書いていただき、kilala397@hotmail.com (こちらに届かないときはkilala_1962@yahoo.co.jpへお願いします)
作品は二月末が締め切りで、私が勝手に一等賞を決めさせてもらいます。その後三か月間公開しておきます。
お気軽に、作りかけキットを完成させて送ってみませんか。
私が変なコメントを浴びせかけますが、それに耐える自信のある方はぜひ。お待ちしています。
また、作品を見ての感想などはぜひ書き込んでくださいませ。