
「横風走行注意」の絵って愛嬌があるね。
バックに見える山は、由布岳(豊後富士)。

ここ二年くらい、両親ともにめっきり老いてしまった。
私の作った料理をおいしい、と言ってくれるのは以前からだけど、最近は「こんなマトモなものを食べるのは久しぶり」みたいな雰囲気があり、「普段一体何を食べているのだろう」と思うと心配でたまらない。
もともと、母はわりとマメに作る人だったから父も出来あいのものなどは殆ど食べたことがなく、スーパーなどで幾らでも売っているお惣菜などがあるのに、そういうものには見向きもしない。
それが数年前に母が脳梗塞で倒れ、頭の働きが少し悪くなったせいで、どうも料理が上手く作れないらしい。
料理って結構頭使うんだよね・・・。
最近は、実家に帰るたびに暗い気分になる。なるべく両親を笑わせたい、明るい気分にしたいと思うけれどなかなか難しい。
まっ、これもヘルパーの修行だと思うようにしてるけど。

先日ブログに書いた富士山の折り紙を作って持って行ったら、二人ともとても喜んで、ずっとそれを食卓に置いて眺めながらお正月を過ごしてくれた。
折り紙は年取った人に喜ばれるんだなあと、改めて思った。
去年、デイサービスの実習に行ったときに利用者たちと一緒に折ったりしたんだけど、優しい手触りが心を癒すのでしょうか。
静岡土産のわさび漬やお茶をいただきながら静岡の話をしたり、自分なりに工夫したつもり・・・。

私は子供の頃(1970〜1974年頃)仙台に住んでいたことがあり、そのときに買ってもらった小さなこけし(15センチ弱)。懐かしくて持って帰った。
四十年ほどたって、飴色になっていい感じ。