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Channel: つれづれプラモ製作記
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心癒すもの(ハセガワ1/72 Fw190D-9 1975年製)

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 キャノピー問題は自分で解決することにしたのでご心配なく。

 D-9の資料は持っていないけれど、Fw190Aの本を持っているのでそれを見ています。「エアロディテール」(大日本絵画)
 まるっきり初心者のとき、大分のジュンク堂で買ったんだよ。すごいヤツでしょう私って。

 座席に座布団を作り、紙創りの米軍用シートベルト(紙製なので、水をつけて濡らして曲げる。塗装はラッカー)をつけたら、おおっ、なんか精密感がでました。たまにはお金をかけるのもいいね。
 小さいものを触ると必ず心が癒されるのは何故だろう。たぶん小さいものと共鳴するものが心のなかにあるのだろう。

 計器盤は適当に塗装したら、ずいぶんめちゃくちゃですね(汗 最近コンタクトレンズを外すともう目が見えていない(老眼の度が進んだ)。
 これらの細かい塗装は熊野筆の面相筆。でもこんなの公開してたら熊野筆が売れなくなるね・・・



 台風が来る前のものすごい蒸し暑さが押し寄せてきているので、集中力は長く続かない。でも少し触るだけでちょっぴり心が軽くなった。

 座席と計器盤だけのコクピット。もうこれだけ。機体内部色は、RLMグレーとかいう気分の滅入るようなグレー。
 もちろん例によって適当に作っている。72なので多少明るい色にしたつもりだったけど、結局単なるグレーになってしまった。

 キットに小さなセメダインが入っていた。カワイイ。まだ使えるかな?
 
 実家の母が、何かヘンな健康器具のようなものを30万円でいつのまにか買わされていた。嗚呼。
 騙されたのか??

 いろいろ考えたけど、本人は「足の裏が気持ちいいのよ」と気に入ってる様子だし、「今まで何も買わずに我慢してたからいいの、とても気持ちいいのよ、もうあとは死ぬだけだからお金もいらないし」と言うのを聞いていたら複雑な気分になる。
 どこかに行きたいとか、何を食べたいとか、そういう希望はほとんどなくなった母には、体の痛みをとる装置がいちばんなのかも。そこに付け込む・・・いや、そこに目をつける業者は悪いヤツなのか、それとも死にゆく老人に最後の楽しみを与えるイイヒトなのか。

 しかし、これまでそんな足の裏が痛いなんて聞いてなかった。ほんとにそうなのかなあ。温泉にはいったり、マッサージするのがいいんだろうけど。親孝行な娘ならそういうところに連れて行ったりするんだろうな。
 明日もそのセールスマンが来るらしいので「また何か買ってと言われても、すぐにハイって言っちゃだめだよ、そのときは私に相談すると言って電話してね」と頼んでおいた。母は「わかったわ」と言ってるけど、大丈夫かなあ。不安。

 父も頼りにならず、というか、もしかすると父のほうが認知症があるかも。
 もういつのまにか両親ともに老いてしまった。
 自分の親に「こうしなさい」と言い聞かせるのって、何か切ない。気持ちがとても疲れる。

 そんなわけで、今はお酒もまだあまり飲めないし(歯茎がまだ腫れている)、気分はRLMグレー。

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